角田俊也の「風景と声」

耳を澄ましてサウンドアートの風景へ

展示ギャラリーには二つのスピーカーが向かい合わせで置かれ、左から子音の役割を果たす瞬間的な環境音、右からは母音の要素が出力され、その間で言葉のような音を存在させます。環境音は、遅れて出される母音によるものだという概念的アート。モノトーン調の個々の音楽の声が単調に流れ出します。

日常に溢れるクーラーの音、扇風機の音、車の音。それらは定期的で無意識のまま聞いています。目をつぶって耳を澄ますと、この音は何だろう。長い間聴き続けるとノスタルジックな感じに変わるような気が。それは何なのか、この新宿区西五軒町のアートスペースでご覧ください。